実家からの自動車での帰り、阪奈道路沿いにある平城宮跡にふと寄ってみました。
寒空の中、日曜日の朝早かったこともあり、ウオーキングしている人がわずかにいるだけで
久しぶりに静観な空気を味わうことができました。
広大な芝生を少し歩いて行くと、朱雀門がありました。
今まで遠くから見たことしかなかったのですが、こんなに大きなものなのかというくらい
壮大で力強さを感じました。
この朱雀門は奈良時代の平城宮の正門で、約7年ほどかけて竹中工務店が施工して、復元されたようです。
京都にも平安宮の朱雀門はあったようですが、現在のところは復元されていないようです。
主要な木材にはヒノキが使われ、土台には「500年コンクリート」というものを使用して1,000年くらいは保存できるそうです。
すごい建築技術ですね。
静観な平城宮に壮大な朱雀門の調和に感動したひとときでした。時間があったら、皆さんも一度、行ってみてはいかがでしょうか。 「有村」