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春を待つ

教会のグループ清掃に出かけた3月6日。礼拝堂には溢れんばかりのミモザの花が生けられていました。

清掃をする我々に、ミモザは明るい気持ちを与えてくれました。

 

3月8日は、国連が定めた国際女性デー。当時、アメリカの政治が男性だけのものであった1904年の3月8日に、

 女性労働者が「婦人参政権」を求めてデモを行った事が由来で、国際女性デーと制定されています。

 

イタリアでは、この国際女性デーを「女性の日」としていて、パートナーや母親・職場の女性にミモザのお花を贈る

風習があるので、「ミモザの日」とも呼ばれているそうです。恥ずかしながら、私は今年初めてミモザの日を知りました。

 

お花がある生活って素敵ですね。そらいろでも、以前お花が大好きな利用者の方がいて、野の花を時々摘んではそらいろの玄関に飾ってくれていました。お花があると、玄関がぱあっと明るくなるんですよね。その方のそらいろを大切に思って下さる気持ちがとても嬉しかったです。卒業された後はバトンタッチでスタッフが玄関の花を飾っています。

 

そらいろでは、就職が決まった際に、花束をプレゼントしています。そして花束を胸に抱いて写真撮影をします。

皆さんとってもいい笑顔です。花束が皆さんの思い出に残っているといいなと思います。

 

今年は新型コロナウィルスの影響で、明るい気持ちで春を待つことなんてできないよ・・・と思われている方も多いと思いますが、暗いトンネルの向こう側に必ず出口の光はあると信じて、春に向かって一緒に日々を歩みたいですね。